2013年12月31日掲載
掉尾の快事
俳句(東京新聞)、年間賞決定!!
12月29日に東京新聞から大きな封筒が配達されました。開けてみますと、今年、平成25年の最秀句に選んだので感想文100字に写真をつけて送って欲しいということです。
その句はかつて紹介した「とかげの背 るり色かなし 石舞台」です。選者は「鳥渡る 北を忘れし 古磁石」で有名な鍵和田柚子氏です。正月の下旬の日曜日の東京新聞の俳句欄を御覧ください。
なお12月29日には「鰤の目の 澄み売り人の 元気かな」が掲載されました。
話すことを仕事としてきて言葉の大切さを実感してきました。言葉多くても少なすぎても誤解を与えることがあります。
ギリシャの哲学者アリストテレスの修辞学、徳川夢声の話術を読んで実験しました。結論として話は長すぎるより、短すぎるほうがよいということと知りました。
俳句は十七文字の世界で最短の韻文(詩歌)です。
この中で花のしべから宇宙までを語ることができます。
情報社会で映像や文字、言葉が氾濫する現在、訴えを一点に絞って表現する俳句は制約の中の自由を楽しむことができます。
このHPでもコーナーがあります。投句をお待ちします。
2013年12月30日 記