2013年6月27日掲載
男性2割、女性1割が生涯独身
—2013年少子化対策白書—
政府の白書では、女性が第一子を出産する平均年齢が30歳を超え、生涯独身の人の比率「生涯未婚率」は男性20%、女性10%となりました。結婚、妊娠、出産を支援する政策が必要とし、その対策を示しています。情報提供、地域医療体制の整備などです。
生涯独身率は2010年時点に国立社会保障・人口問題研究所が調査していました。当時男性は9%、女性は6%でした。
生き方は個人のもの。しかしその個人が集まり社会、国家を作ります。個人の自由と社会、国家のつながりを考える時がきました。かつての生めよ、ふやせよ、は社会、国家の働きかけでした。人口増は国力という考えでした。その前提に結婚がありました。独身ではないことです。生涯独身を個人が積極的に選択するのであればよいのです。
しかし、そうせざるを得ない環境ができつつあるというのは、まさに政治の偏りです。結婚する経済力がないとか、社会、国家への信頼の欠如が考えられるからです。
2013年6月27日 記