2013年7月19日掲載

熱中症の緊急運搬1万人を超す

—自覚、自省を自分だけでも—

 7月8日から14日までの1週間で熱中症で救急搬送された人が全国で1万900人を超したと報告しました。前の週が2,770人でしたから4倍になっています。16人が亡くなっています。年齢別では65才以上が5300人で49%、都道府県別では東京の1,210人が最高です。

 東京都心は15日まで10日連続で最高気温30度以上の真夏日で、うち5日間は35度以上の猛暑日でした。

 自然への対応という動物の面を忘れてはなりません。気取った現代人は生き延びられません。たくましい人間に回復するべきです。

 この暑さの原因にはいろいろあります。しかし昼に街を歩くことは生命がけです。自然の強さ、恐ろしさをあらためて知るべき現代です。節電、省エネ。フランスの新聞社の記者が福島後の東京が明るいのでびっくりしていました。自省、自戒のない日本になってしまいました。

2013年7月18日 記