2013年8月23日掲載

雨ごいはお粗末

—節水の呼びかけを—

 都が小河内ダムで人工降雨機具を使って雨を降らそうとしました。8月21日、午後2時から30分間稼働しましたが、それまであった雨雲から降った雨です。

 すなわち2時30分に雨が降りました。

 専門家も30分ぐらいで5〜6km上空までヨウ化銀が届くとは考えにくい、と答えています。

 マスコミを騒がすだけで実効はありませんでした。

 話題づくりで、1日か2日、テレビなどで騒ぐだけです。もっと根本的には取水制限だけでなく都民に節水を呼びかけることが大切です。それは水道局の仕事です。神だのみともいえるヨウ化銀だのみでは、行政の知恵のなさの現れです。

 かつて数十年前。雪不足の時、雪を降らすためにヨウ化銀をスキー場で使ったことがありました。

 その効果は明確には報告されていないと思います。

 理論の世界のお遊びでしょう。都民への節水の呼びかけがまず大切です。

2013年8月22日 記