王子神剣会だより6

 劉さんの重い木刀による素振り、足と手の一致した正面打ち(打ち込み台)などとともに体幹についての認識をしてもらう。

 体幹、体の幹すなわち骨盤から肩までが動きの鍵。ここが頑丈でないと打ちが定まりません。それには胸、背の筋肉、骨を意識した木刀素振り。さらに筋肉には白色、赤色があり、赤は重さ、白は速さを担当するので、その双方を鍛えること。重い木刀を50回、軽い竹刀を50回。これで赤、白の筋肉が鍛えられることを知ってもらう。

 足で攻めることもはじめる。攻めるとは相手に恐怖、驚き、不安、不信を与えること。精神的な作用などでこれは相手もあり実深い修行といっておきましたが、理解できましたか、劉さん。

2015年7月30日