王子神剣会だより9

—初段への道—

 8月9日、劉さんに垂、胴、小手の中古品を贈呈。

 正座してつけ方を教える。つけたままで攻めから打ちを説明。攻めとは相手に恐さ、不安、疑問を持たせること。その基本は5cmでも相手に近づくこと。

 右足を出しながら、振りかぶり、左足を右足に引きつけて振りおろします。

 この時、右足を出す時に、振りかぶらず、少し待ってから振りかぶることが秘訣。相手をよく見て、変化するかしないか観察します。この観察の習慣が後になって生きてきます。

 劉さんは右足の送り出しをしてからの振りかぶりがつながらず、ぎくしゃくしていました。次回までの宿題です。初段審査は10月22日と決まりました。あせらずに基本を確実に。劉さん、兎と亀ですよ。

2015年8月13日