2019年1月30日掲載

政治家がつかれると痛い10のポイント

—これが政治家選定の着眼点—

その4 本会議、委員会の出席率はどうか。

 その3で触れた質問と同じくその場に出席していなければ議会、委員会の最終の決定に参加できない。それはいなかったことになるからだ。

 自治法で年4回の定例議会は決められている。その他に臨時会が開かれることもある。本会議、委員会は議事録で確認できる。しかしその出席率を議会だよりで公表しているところを聞かない。ましてある課題での賛否に関し名前を出して公表している例も同じくあまり聞かない。

 それはその議会で議員同士が選挙に関係して有利とも不利ともなる情報をお互いに流したがらないからである。互助組織になってしまうのだ。有権者の次の選挙の判断となる大事な情報にもかかわらず、保守的である。

 そんな体質を改める姿勢を議員にも質す姿勢は、自分だけ格好をつけるようで仲間から皮肉、批判を受ける。しかし有権者や住民に知らせることは情報公開の第一歩。そこを突破する勇気を確かめたい。

2019年1月28日 記