2019年2月6日掲載

政治家がつかれると痛い10のポイント

—これが政治家選定の着眼点—

その9 公共施設の使用料値上げについてどのようにかんがえているか。

 公共から証明書などを取ったり、施設をしようする際に無料という自治体も国もない。特定の人だけに利便がもたらされるからである。その意味では税金から支払われるものに無料はない。

 かつて美濃部都政すなわち革新知事の代表といわれた時代のこと。北区にある古河庭園をはじめ都立公園が無料になったことがある。そうすると行政が積極的な管理をしないものだから、西洋館の窓が割られても修復しない、池にはごみを投げ入れるという具合となって廃墟のようになって誰も近づかなくなったことがある。無料が良いといえない一例である。

 有料であれば利用者の意識に区切りがつき、管理する側も規律を守るということになる。費用面だけでなく、利用する姿勢にも影響するということだ。

 さて具体的な公共料金それも公共の体育施設についてである。使用者が高齢になり年金収入だけの人も多くなってきている。寿命も延び健康管理のためにも体育は望ましい。公共の医療費負担が減るからである。費用と体育振興の両面からも無料にするべきである。文化施設も準じる方向が望ましい。どしどし使用されることを歓迎する方針が好ましいということである。

2019年1月28日 記