2014年1月15日掲載
細川・小泉連合結成!
—14日午後に立候補表明—
1月23日告示、2月9日投票の東京都知事選の鍵をにぎる一人の細川元首相が、小泉元首相と一緒に会見し、立候補を明言しました。
政策は脱原発を東京からということで二人が一致しました。
さて今の都知事選挙を図式にしますと、年齢にして70歳を越した二人の元首相という高齢者であり政治の最高責任者が地方政治、行政の場に協力して改革しようとするのかということです。
世間では高齢社会といっても定年制で企業は使い捨てにし、政界も若いというだけで人気があるという次第です。
表面的な年齢や若さが基準となる社会が住みやすいと思いますか。公平、平等な社会といっても社会的基準すなわち物差しで測って処理しようとします。
それが迅速で簡単だからです。
人間、人生、社会はそれほど単純ではありません。
今回の二人の連合はこのような迅速、簡単、表面のいまの社会状況に批判を投げかけるものです。
とりわけエネルギー政策の原子力発電は数百年にわたってその毒性が残る、人類にとって害毒です。
ここを脱するための不便、時間がかかることも自分で納得した人々が細川氏を支えることになります。
生き方、価値観が問われる都知事選ということです。細川、小泉両元首相の勇気を讃えたいと思います。都議選が日本、東京の行く末を語る場になることを期待します。
2014年1月14日 記
