九月の稽古

基本はすり足

 台車で物を移動させるとき地面を車輪が回っていって、例えば積んである水もこぼれずに動きます。人の体も相撲、能のように、すり足で動かすことで早く、変化についていける。足が床、土から離れると速度が遅れる。これは100分の1秒を争う剣道・競技では遅れをとる。すなわち突かれる、打たれる。そこですり足がもたらす速さを求めることになる。この段階で、妥当の確実さが身につく。これを確実に身に付けた後で右足の踏み込み足を行う。

 剣道では竹刀を得物という。この得物に振り回されると、持っている手を中心に考える。真理は陰にあって、得物から離れた足にある。この足を考えてから剣道の一番目立つ、華やかな竹刀、得物に目を向けても遅くはない。まず、足の使い方を、竹刀から遠い足を考える9月にしたい。

 王子神剣会の稽古は10月からです。それまで、町を歩く時のウインドウを利用してすり足を研究してください。必ず、得る物があります。

王子神剣会

会場:北区立王子桜中学校 武道場(感染症予防のため、使用停止中)

時間:午後5〜6時 幼少年、午後6〜7時 一般

 おたずねは 全剣連指導員 和田まで

連絡先:北区神谷1-28-8
電話03-3911-3367、090-8685-3367 和田宗春

2020年9月