七月の剣道

 暑い時期ですので水分をとって稽古をします。ストレッチも忘れずに。

 私事ですが、五月に全剣蓮から教士号の合格の連絡が北区の連盟を通じて入りました。6月29日に免状を受け取りました。心新たに剣道に励みます。

 見学希望者や新入会希望者もありますので、一層積極的に会員を募っていきます。

 会では木刀による基本技稽古法、日本剣道形をもとに教育剣道を実施してまいります。実技ではここ3カ月は「攻め」をはじめから、練習しています。

 和田の教士号取得は、支えていただいた剣友、家族のお蔭で、感謝です。剣道理念は人間形成です。また、七段審査のために四年前から、毎週木曜日に隣町の道場で行ってきた一人稽古は、これからも続けてまいります。道場の稽古と一人稽古の往来で七段に昇段できたと思っています。全剣連の指導書には、「高段者に一人稽古は必要である」とあります。是非ともおすすめします。

 

 王子神剣会は会員を募集しています。稽古は毎週、日曜日午後6時〜8時までです。会費は月1,000円です。入会金はありません。

王子神剣会

会場:北区立王子桜中学校 2階 武道場

時間:日曜 午後6時〜8時

会費:月1,000円

 おたずねは 全日本剣道連盟公認指導員 剣道七段 和田宗春まで

連絡先:〒115-0056 東京都北区西が丘2-23-6
電話:03-5993-6186(留守電の場合は必ず名前と電話番号をはっきりと吹き込んでください)

2025年7月 和田記

和田宗春の剣道教室 第八回

手の内について。

 手の内を見せる、手の内を見られたという話があります。自分の思い、計画を見透かされた時に使います。ですから手の内は外には見せない、見られないようにするものです。ですが国の審査を受ける多くの剣士は、自分なりの手の内の理論を持っているものです。

 私の場合、左右の掌の操作の時に、左の小指は締めては半掛けにしていますから、引き上げ、親指は下げる。右手も同じです。さらに左右の前腕も同じ操作をします。この操作が一番分かりやすいのは、小手を効率よく打つ時にはっきり分かります。剣先のふり幅は少なくても打ち切れます。早稲田のゴルフ部の時から使っているグリップの力をつける器具を用いて効果を上げています。面にも有効です。打ち切った内には手の内が有効に作用していることが大切です。

 詳しくお知りになりたい方は王子神剣会の稽古会にお越しください。毎週日曜日 午後六時からの稽古会があります。北区立王子桜中学校武道場 全剣連社会体育指導員 剣道七段和田宗春。あらかじめ電話をください。

2024年7月記