2017年6月20日掲載

和田宗春のすぐ実現できる10の都政改革

その6 団塊世代(高齢者)と就業機会の創出

 いまの東京都の団塊世代以上で一人暮らしの高齢者は79万人います。世田谷区の人口とほぼ同じ数です。これから毎年増えていきます。この人人の医療、介護はまったく計画されていません。確実に増加するわけですから、10年後、20年後までを予想して対策を練るべきです。そのような環境であったら、少しでも現役生活を送りたいと願う人人の要望に応えるために就業の機会と提供する必要があります。高齢者雇用促進法では65歳までの雇用をすすめています。まずこれを完全実施しなければなりません。雇用を望む人も自分の啓発と環境の順応への姿勢が問われます。

 その気持ちの切り替えが大変です。また都が関係する高齢者のシルバー人材センターの臨時的、短期的、軽易な労務という条件をさらに拡大して職種も増やしていく工夫が必要です。それは都の仕事で都議会議員の団塊世代(高齢者)の就業機会を増やしていく使命ともなります。

 冒険家の三浦雄一郎さん、医師の日野原重明さんを目標に生涯現役も続ける人が多く出てきて欲しいと思います。

2017年6月16日 記