2023年12月27日掲載

剣道と44年の付き合い

【27】教育剣道とは その2

 どのようなスポーツ、武道でもその競技をする中で、周辺すなわち医学、習慣などと触れざるを得なくなる。たとえば大谷選手の肘、脇腹の故障などは医学、剣道の左座、右起は慣習である。さらに野球と経済、剣道と国際交流などと派生してくる。広めたり、普及していくことは、競技、武道の内容の楽しさはもとより、競技の誕生した生活、歴史などの背景も競技者は知ることとなる。武道、スポーツにとどまらない深い興味、関心が生まれてくる。競技を知ろうとすることで、教わろうとすることで教育が登場する。

 教育であればどのようにして教え、学ぶのかが問題となる。

教育剣道に必要な要素

 教育剣道というと剣道を通じて、わんぱくな子どもをしつけたい、そのために剣道をさせたいという親がいまだに多いという事である。剣道には正座、座礼、気合がつきものである。さらに竹刀で相手を打つ。というどこか威圧する雰囲気があって、それを利用してわが子をおとなしくしたい、という親なのだろう。だが、いまはそのような剣道はどこの道場でもしていない。親の考えから正していく必要がある。親が子どもと向き合うことである。剣道を利用して、剣道を怖いものとしようとするずるい姿が見える。剣道を正しく見つめることが社会からも求められる。いまは剣道も心理学など諸科学を生かした指導が当然となっている。おなじく野球、サッカーでもいまは科学的な手法で教育している。

 私の考えている教育剣道のイメージを挙げてみる。

  1. 自発的であること。
  2. 自省的であること。
  3. 生理、心理など健康、保健を考慮していること。
  4. 社会とのつながりを意識していること。

 次回からこの4項目について2項ずつ2回にわたり検討したい。